今日のお昼、3名様のランチ予約が入っていました。
お名前もきちんと残っていて、
ご予約時間も確認済み。
こちらとしても、いつものようにその時間に合わせて席を空け、料理の準備を進めていました。
前菜、スープ、パン、メイン、デザート。
すべて3名様分です。
ランチ営業の席数には限りがあります。
だからこそ、ご予約をいただいたお席は、その時間その方のために確保しています。
ところが、時間になっても誰も来ない。
5分。
10分。
15分。
少し遅れているだけかと思い、こちらからお電話しました。
出ません。
少し時間を置いて、もう一度かけました。
やはり出ません。
さらに何度かご連絡しましたが、結果は同じでした。
来店もなし。
電話にも出ない。
メッセージもなし。
正直、何かトラブルでもあったのかと最初は心配しました。
事故や急病の可能性だってゼロではありません。
ですが、30分を過ぎても、40分を過ぎても、何の連絡もない。
こちらは料理を準備したまま、席も空けたまま待ち続けるしかありませんでした。
そして1時間。
ここで、無断キャンセルとして処理することに決めました。
飲食店をやっていると、こういうことは残念ながらゼロではありません。
でも、だからといって「仕方ない」で終わらせてしまうと、結局しわ寄せは店側にだけ来ます。
その時間にご案内できたかもしれない他のお客様。
準備した食材。
スタッフの手間。
確保していた席。
全部が、そのまま損失になります。
今回は3名様分で、金額は 13,500円。
大金とまでは言わないかもしれません。
けれど、店にとっては「誰かが軽い気持ちで飛ばしていい金額」ではありません。
なので、今回はきちんと対応することにしました。
まず、ご予約情報はすべて保存しています。
お名前、電話番号、ご予約時間、人数。
こちらから発信した電話の履歴も残しています。
さらに、当日に3名様分として準備していた内容、営業記録、未着店の経緯も整理しました。
感情的に怒るのではなく、事実をひとつずつ残す。
こういう時こそ、それが大事だと思っています。
そのうえで、正式にご連絡を入れました。
内容はシンプルです。
本日のご予約が無断キャンセルになったこと。
そのため、キャンセル料として 13,500円 をご請求すること。
そして、期日までにご対応がない場合は、記録をもとに所定の手続きを取ること。
すると、それまで何度電話しても反応がなかった相手から、ようやく連絡が入りました。
「そんなつもりじゃなかった」
「連絡しようと思っていた」
「少しくらい大目に見てもらえないか」
そういう内容でした。
でも、こちらからすると、
来店時間を過ぎても何の連絡もなく、こちらから何度連絡しても出なかった。
その事実は変わりません。
こちらは、最初から強く出たかったわけではありません。
一報いただけていれば、対応の仕方も違ったかもしれません。
ですが、何も言わずに来ない。
連絡もしない。
こちらからの連絡も無視する。
それで最後だけ「何とかならないか」は、正直通りません。
ですので、予約時の条件と当日の記録に基づいて、あくまで正式にご請求しますとお伝えしました。
その後、相手の態度は明らかに変わりました。
最初は軽く済ませようとしていたのが、
こちらが予約記録、発信履歴、営業記録をすべて残していると分かった途端、急に言い訳のトーンが弱くなったのです。
最終的には、支払う方向で話が進みました。
たぶん相手からすれば、
「来なかっただけで、そこまでされるとは思わなかった」
という感覚だったのかもしれません。
でも、予約とはそういうものです。
席を取るということは、
その時間の店の準備も、食材も、機会も押さえるということです。
飲食店にとって、予約は単なるメモではありません。
約束です。
だから私は今回、曖昧に流さず、きちんと追及することにしました。
13,500円。
一見すると小さな額に見えるかもしれません。
それでも、その金額の裏には、
店がその予約のために動いた時間と手間があります。
無断キャンセルは、ただ「来なかった」で済む話ではありません。
予約は遊びではない。
そして、予約は冗談でもない。
予約は約束です。
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